2013年、CIAがついて公式に存在を認めたネバダ州の極秘基地・エリア51。U-2やSR-71などの極秘航空機開発から、UFO・宇宙人隠蔽説まで——機密解除文書が示す真実を解説する。
エリア51は、米ネバダ州南部のラスベガスから北西約130kmのグルームレイク(Groom Lake)に位置する。乾燥した塩湖の中心部に滑走路があり、周囲は数十kmにわたって立入禁止区域(ADIZ)が設定されている。
機密解除された文書によると、エリア51では冷戦期から現在まで最先端の秘密航空機が開発・試験されてきた。UFO目撃の多くは、これらの実験機によるものだったとCIAは主張している。
高度21,000mを飛行できる偵察機。ソ連の核施設を撮影するため開発。当時の民間機や軍用機では到達できない高度での飛行が「UFO」として多数報告された。
マッハ3以上で飛行できる世界最速の偵察機。その超高速・特殊な形状が多くのUFO目撃を引き起こした。2013年のCIA文書でこれらがUFO報告の原因だったと説明。
世界初のステルス戦闘機。エリア51で秘密裏に開発・試験され、1988年まで存在が公表されなかった。夜間飛行・レーダー不反射の特性からUFOと混同される。
現代の無人偵察機。エリア51で試験されたとされるが詳細は未公開。目撃された三角形UAPの一部はこのカテゴリーの秘密無人機の可能性がある。
CIAは「UFO目撃の多くは秘密実験機だった」と説明しているが、研究者たちはその説明では説明できない事例が多数あると指摘する。特に注目されるのが以下の証言だ。
元エリア51内のS-4施設で働いたと主張する物理学者。「9機の宇宙船を逆行分析していた」「素粒子115(モスコビウム)を燃料に使っていた」と証言。本人の経歴検証が困難だが、後に一部の証言が裏付けられた。
元米空軍気象観測員。「トール・ホワイト(Tall Whites)と呼ばれる地球外生命体がエリア51の施設に滞在していた」と証言。米空軍は否定。
2023年議会証言でグルーシュが触れた「複数の秘密施設」の一つとしてエリア51関連施設の名前が挙がっている。詳細は依然機密。
エリア51(Area 51)は、米ネバダ州南部グルームレイク(Groom Lake)に位置する米空軍の極秘研究・試験飛行基地です。正式名称は「ネバダ試験場(Nevada Test and Training Range)の一部」。2013年にCIAが存在を公式認定するまで、米政府は長年この基地の存在自体を否定していました。
機密解除された文書によると、エリア51ではU-2高高度偵察機(1950年代)、SR-71ブラックバード(1960年代)、F-117ステルス戦闘機(1970〜80年代)など最先端の秘密航空機が開発・試験されてきました。これらの実験機の目撃が多くのUFO報告につながったとCIAは説明しています。
UFO研究者の多くは、1947年ロズウェルで回収された物体・乗員がエリア51に移送されたと主張しています。また複数の内部告発者が「エリア51の地下に宇宙船と宇宙人の遺体が保管されている」と証言しています。CIAは「UFO目撃の大部分は実験機の飛行だった」と説明しますが、全てを説明しきれていません。
2013年、CIAがGIAが情報公開法(FOIA)請求に応じ、エリア51の存在・場所・一部の活動を記した文書を公開しました。これが政府によるエリア51の公式認定となりました。ただし全活動の詳細は依然として機密のままです。PURSUE//JPではこれに関連する公開文書を解説しています。