グルーシュ、議会の階段で再び爆弾発言——「政府は複数種類のNHIを把握。プラズマ知性体も」:2026年6月議会演説全貌
2026年6月9日、UAP内部告発者デイビッド・グルーシュが議会議事堂の階段で超党派議員4名とともに記者会見を開催。「米政府は複数種類の非人間的知性(NHI)を把握しており、二足歩行する物理的な存在からプラズマ知性体まで連続体をなしている」と発言。また国防情報局(DIA)による情報妨害と年間数十億ドル規模の隠し資金の存在を告発し、副大統領バンスへ調査を要請。PURSUEプログラムの公式開示を評価しつつも「まだ多くが隠されている」と主張した。
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爆弾発言——「政府は複数種類の非人間的生命体を認識している」
2023年、米議会の公聴会で宣誓証言し世界を揺るがせた内部告発者、元米空軍情報将校デイビッド・グルーシュが、2026年6月9日、再び歴史的な発言を行った。舞台は議会公聴会室ではなく、米国議会議事堂の階段。日差しの中、超党派の下院議員4名と並んだグルーシュは、単刀直入に言い切った。
「米政府は、複数種類の非人間的知性(NHI: Non-Human Intelligence)を把握している。それは、二足歩行する物理的な存在から、知性を持つプラズマ状の実体(Sentient Plasmoid)まで連続体をなしている。」
「プラズマ知性体」——これは、公の場で元情報将校の口から出たことのない言葉だ。政府高官がUFOの存在を「否定しない」時代から、「複数種類の生命体の形態まで具体的に言及する」時代への、決定的な転換点として、この発言は記録されるかもしれない。

背景:PURSUEプログラムと2026年の公式開示
この会見が開かれた2026年6月は、UAP公開史において特異な月だ。トランプ政権のもとで推進される公式機密解除プログラム「PURSUE(Pentagon Unclassified Release of Sensitive Unexplained Evidence)」は、2026年春から段階的に文書を公開している。
| リリース | 日付 | 主な内容 |
|---|---|---|
| トランチ1 | 2026年5月8日 | 162件・400件以上のUAPインシデント記録(1947〜2026年) |
| トランチ2 | 2026年5月22日 | 222件の追加ファイル、動画51本・音声7本を含む。戦闘機がUFOを撃墜する映像も |
| トランチ3 | 2026年6月中旬(予定) | USO(水中未確認物体)に焦点。潜水艦近傍での球体映像も含む見通し |
全ファイルはwar.gov/ufoでセキュリティクリアランス不要で誰でも閲覧可能だ。公式サイトで機密解除文書と動画が並ぶ——この現実自体が、5年前には想像できなかった光景である。
ところが、グルーシュはこの会見で逆説的な主張をした。公式に開示されていることより、まだ隠されていることの方が多いと。
「DIAによる情報妨害」と「数十億ドルの隠し資金」
グルーシュが会見で行ったもう一つの重大な告発が、国防情報局(DIA)による議会への情報提供の意図的な妨害だ。
「DIAはUAP関連記録を議会に提供することを、組織的に阻んでいる。さらに、年間数十億ドル規模の秘密資金(スラッシュファンド)がUAPプログラムの隠蔽に流用されている。」
この主張はグルーシュが2023年に公聴会で行った証言の延長線上にあるが、今回はより具体的な言及を含んでいる。彼はまた、副大統領JDバンスへの書簡でこのスラッシュファンドの調査を正式に要請したことも明らかにした。
政府内部の告発者が、現職副大統領に書面で調査を求める——これは通常の政治的プロセスを超えた異例の行動だ。
記者会見に並んだ超党派の顔ぶれ
会見を主催したのは、UAP報道で知られるジャーナリストレスリー・キーンと映像作家ジェームズ・フォックス。グルーシュと肩を並べた4名の議員は、党派を超えてUAP開示を求める勢力の中核だ。
| 議員 | 党派・選挙区 |
|---|---|
| アンナ・ポーリナ・ルナ | 共和党(フロリダ州) |
| エリック・バーリソン | 共和党(ミズーリ州) |
| ティム・バーチェット | 共和党(テネシー州) |
| ジャレッド・モスコウィッツ | 民主党(フロリダ州) |
UAP開示をめぐる議会の動きが党派を超えていることは以前から知られていたが、こうして並ぶ姿は、それが「一部の変わり者」ではなく制度的な圧力になりつつあることを示している。
3つの具体的要求
グルーシュとともに登壇した議員たちが掲げた要求は明確だった。
要求1:UAP関連ファイルの即時公開
グルーシュが特定した、いまだ非公開のUAP関連記録を直ちに開示すること。PURSUEプログラムの「トランチ」は評価するが、それは開示すべき全体のごく一部に過ぎないという立場だ。
要求2:UAP開示法の成立
機密扱いを解除し、議会が独立した監視を行えるよう法的枠組みを整備すること。ケネディ大統領暗殺記録開示を参考にした包括的な法制化を求めている。
要求3:内部告発者保護の強化
現行のNDA(秘密保持契約)を、UAP関連情報の議会への提供を妨げる手段として使えないようにすること。グルーシュ自身が経験した「NDEによる証言阻害」への直接的な対応だ。
「プラズマ知性体」とは何か
今回の発言の中で、特に注目を集めたのが「Sentient Plasmoid(知性を持つプラズマ状の実体)」という言葉だ。これはUFO研究の文脈ではほぼ前例がない用語だった。
「プラズマ」は通常、物理学における第4の物質状態(気体をさらに高温にして電子が剥ぎ取られた状態)を指す。だが「知性を持つプラズマ」となると、それは従来の「灰色の宇宙人」や「爬虫類型宇宙人」という図像から根本的に外れる概念だ。
二足歩行する物理的な存在と、プラズマ状の知性体の間に「連続体(continuum)」がある——グルーシュはそう描写した。これが事実だとすれば、私たちが「非人間的知性」として想定してきた存在像は、根本的に更新される必要がある。
もちろん、この発言の真偽を検証する手段は、現時点で一般には存在しない。だからこそ、こうした発言が「公の場で」「元情報将校が」「実名で」なされた、という事実の重みを正確に記録しておく必要がある。
結論——告発から行動へ
2023年のグルーシュ証言と2026年6月の会見を比較すると、変化が見えてくる。かつては「秘密プログラムの存在」を告発することが目的だった。今は、「具体的な文書の公開」「法整備」「副大統領への書簡」という、制度を動かすための行動に重心が移っている。
PURSUEプログラムによって、UAP開示は「陰謀論」から「政府の公式プロジェクト」になった。その中で、グルーシュのような告発者の役割も変化している。彼らは証言者から、政策実現のアクターへと変わりつつある。
「プラズマ知性体」という言葉の真偽以上に、この運動の構造的な変化こそが、2026年6月9日の最重要の記録かもしれない。
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